[DTP] 印刷物の入稿データ作成の基本

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最近はWEBの業務が主でしたが、久しぶりに紙媒体(パンフレット)のデータ入稿を行ったので、データ作成の注意点などをまとめてみました。

インターネット上の印刷業者に印刷物のデータをWEB入稿(圧縮ファイルをアップロードもしくはメールで添付など)すると印刷されたものが発送されてきます。

WEBデータ入稿のメリット・デメリット

◯ 早くて安い

自社制作物であればとくに、値段とスピードはかなり重要視されます。
納期は2日〜10日ほどで選択ができ、遅いほど安くなる業者が多いです。

◯ 仕上がりも奇麗

印刷技術についてもそれほど問題ないと思います。ただし、「思い通りの品が注文ができるか」は難しいラインかもしれません。

× ハードルが高い

印刷物のデータ作成の知識がないと思い通りには仕上がりませんし、トラブル対処も難しいかもしれません。
紙の種類・サイズ、色・インク、フォント、画像、解像度、ソフトウェアのバージョン・形式などの知識が必要となりそうです。

× 原本での校正が難しい

データ上での確認がほとんどのため、写真集など色校正などを入念に行いたいものなら、お住まいのエリアで印刷業者を探しても良いかもしれません。
発送してくれるWEB業者もありますが、そこに時間をかけるのならウェブ入稿のメリットがあまりない?

印刷データの作成の注意点

1.フォーマットの確認

多くの業者用印刷機械はPostScriptというAdobe社開発のプログラムを使用しているため、IllustratorやPhotoshop、InDesignといったソフトウェアがデータ作成には適していると言われています。
拡張子はAIやEPS、PSD、PDF…などでの入稿が一般的です。画像もJPEGやPNGのままではなくEPSなどに変換します。

*ExcelやWordで作成した印刷データも上記形式に変更して印刷します。変換時には色みなどが変わるおそれあり。また、業者に任せる場合は変換料が発生しそうです。

2.カラーモードの確認

印刷物のカラーモードはCMYK(シアン・マゼンダ・イエロー・黒)が基本のインクカラーです。RGB(レッド・グリーン・ブルー)で作成している場合はCMYKに変換しなくてはいけません。
変換は、IllustratorやPhotoshop上で操作できます。通常は作成時から設定します(画像は大抵RGBなので変換作業が発生します)。
CMYKはRGBより色域が狭いのでそのまま印刷すると、あれこんな色じゃなかったのに…などという問題が出てきますので要確認です!

PS_colorAI_color

その他、特色やグレースケールで作成した場合は、発注時に伝えましょう。

3.画像のリンク確認

image_link

Illustratorの場合は、画像がリンクなのか埋め込みかを確認し、リンクの場合は、渡し漏れのないようにデータを揃えましょう。

4.画像解像度の確認

解像度の設定

Photoshopや画像加工ソフトウェアで画像解像度が分かります。単位はdpi(ドットパーインチ)かlpi(ラインパーインチ)。
画像の解像度が適切かどうかは、印刷する紙と画像サイズにより異なりますが、新聞紙なら目が荒いので実寸に対して120~160dpi程度。普通のコート紙であれば300dpi〜350dpiに設定することが多いです。
ちなみに、画像サイズは80~120%程度なら変わってもあまり影響ないそう。

5.フォントの埋め込み

「フォントが見つかりません」ー 印刷物をあつかいはじめの頃に、誰もが一度は見た事あるエラーではないでしょうか。
データを開くコンピューターにフォントがない場合、そのフォントで印刷することはできませんので修正となります。
フォントのライセンスによっては、フォントデータごと送る場合もありますが、通常はアウトライン化というものを行い、文字を画像(パス)に変えてしまいます。

outline_1 outline_2

これで、どのコンピューターでも見れるようになります。文字の編集はできなくなるので、必ずアウトライン前データとアウトライン後データの2つを保存してくださいね。

6.トンボと塗りたしの作成

冊子ならとくに目立ちますが、一枚ものであっても、印刷物は裁断する際に若干ずれますので、データにはあらかじめ「3mmの塗りたし」「トンボ(断裁するラインの印)」をつけます。
仕上がりがA4のデータならB4で作成し、トンボと塗りたしをつけ、枠外に注釈をかきます。

trim

これがないばかりに余白ができてしまっても文句はいえませんね!

WEBでの入稿

上記で作成したデータをひとつにまとめてzip形式などで圧縮し、インターネット上の印刷業者に送ります。
業者によってファイル送付方法は異なるので各HPを確認してください。
業者は探せば色々ありそうです。以下、参考までに。

さっくりとした説明になってしまいましたが、お役に立てればうれしいです。
印刷物データ作成も承りますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

日付: 2013年04月18日 | カテゴリ: goowalog > CGデザイン - 制作メモ

“金沢市 Drone for Business ロボット派遣
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